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『白夜行』 東野圭吾
Sat.13.09.2008 Posted in 東野圭吾
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白夜行 (集英社文庫)白夜行 (集英社文庫)
(2002/05)
東野 圭吾

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1973年に起こった質屋殺しがプロローグ。
最後に被害者と会った女がガス中毒死して、事件は迷宮入りする…

物語の主人公は、殺された質屋の息子亮司と女の娘雪穂
当時小学生だった二人が成長する過程で様々な不可解な事件が起こるようになる

彼らが大人になるまでの17年間を描いた超大作

真相は一番最後まで語られることはないが、絶妙な伏線と第三者からの視線で描かれる
亮司と雪穂の人生は、人間の暗い部分を如実に映し出したものである。

800ページ余りを飽きずに読ませる東野圭吾さんの文章には感服です。
本当にはまりました。


決して二人の感情を描かず、第三者からの視点によって
次の展開が気になって気になってたまらなくなり、一気に読んでしまいました。

こんなに違う作風の文章が書けるんだなぁと改めて尊敬

まぁ胸が痛くなるような展開で、ちょっと切なくなりましたが…。
文章全体を重い空気が覆っているようで、読後感は決してよくはありませんw

心に残る雪穂の台詞。でも共感はできません…
「太陽の下を生きたことなんかないの」

「でも暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。
太陽ほど明るくはないけれど、あたしには十分だった…」

「全然知らない人です」
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『変身』 東野圭吾
Sat.13.09.2008 Posted in 東野圭吾
0 comments 1 trackbacks
変身 (講談社文庫)変身 (講談社文庫)
(1994/06)
東野 圭吾

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主人公は成瀬純一という気の弱いサラリーマン。

ある日突然事件に巻き込まれ世界初の脳移植を受けることになるが、
手術後から心の中に違和感を感じ始める。

その違和感は日を追うごとに大きくなり、自分でも自覚するほど
人格や言動が変わっていきやがて元の"成瀬"の人格が消えていく…っていうお話です。

この作品を通じてのテーマは「生命倫理」

最近はクローンだとか遺伝子組み換えだとかで「生命倫理」を
無視した技術がどんどん進歩してってますからね。

そうした流れに警鐘を鳴らしてるんでしょう。きっと。

東野さんは元々こういう科学ネタは大好きだそうですから…
科学技術の行き着く先って何があるんだろう…って最近結構悩んでます。
人間は神にでもなるんでしょうか。

肝心の本の内容ですが、「ピアノと絵」「異性の趣味」「言動」などなどの
小道具によってすごいリアルに「変身」の様子が伝わってきました。
ドナーの正体も伏線の一つでしょうか。相変わらず話の組み立てがうまいです。

成瀬が自分の「変身」に気付きながら焦る様が何とも言えず切ない気分になりました。

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『ゲームの名は誘拐』 東野圭吾
Thu.11.09.2008 Posted in 東野圭吾
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ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)
(2005/06/14)
東野 圭吾

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『g@me』というタイトルで映画にもなった本作

主人公佐久間は敏腕広告プランナー

佐久間は突然プロジェクトの依頼主である葛城に、プロジェクトから外される。

何とか反撃の手段は無いものかと考えていたとき、
たまたま家出してきた葛城の娘樹里と出会う。

家族に恨みがあり家に戻りたくないという樹里とともに狂言誘拐を企てる佐久間。

果たして狂言誘拐は成功するのか…ってかんじのストーリーです。

話は狂言誘拐を「ゲーム」に見たてて進んでくんですが、
伏線の張り方とかトリックが見事で読んでて楽しかったです( ^×^)
オチも鮮やかとしか言いようのないもので最後まで十分楽しめる一冊です

ただの狂言誘拐で終わらないのが東野圭吾!
映画も見たくなった!(´∀`∩)

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『鳥人計画』 東野圭吾
Thu.11.09.2008 Posted in 東野圭吾
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鳥人計画 (角川文庫)鳥人計画 (角川文庫)
(2003/08)
東野 圭吾

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天才スキージャンパー・楡井が毒殺され、犯人は「密告状」で早々に逮捕される。
だけどこの犯人にはアリバイがあり動機がない…。

そこから基本的に犯人視点を中心に話が進んで行くんですが、
逮捕された後も犯人が自分を密告した人物の推理を続け、
それとともに色々な計画や本当の謎が明らかになっていくというお話です。

展開が斬新で楽しめました。
殺害方法とかを考えながら読むとおもしろいと思います。
でも後半のオチと"計画"にはちょっと無理があるかもしれませんw
(中盤ぐらいで何となく予想はつきましたが…。
あと、存在感の無い登場人物が多くてちょっと混乱しました。
「この人誰だっけ?」って何回か読み返しましたw

スポーツの世界って現実はやっぱり某氏みたいに
「勝つためには手段を選ばない」っていう考え方の人が多いんでしょうかね。
何だか読んでて途中でやるせなくなりました。

人間は機械じゃないですからね。何事も楽しんでやらないと…。

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『手紙』 東野圭吾
Thu.11.09.2008 Posted in 東野圭吾
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手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)
(2006/10)
東野 圭吾

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主人公武島直貴は「強盗殺人犯の弟」。

冒頭でいきなり兄が強盗殺人を犯し捕まってしまう。

進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、
「強盗殺人犯の弟」という肩書きが立ちふさがる…。

とても暗く重く切ないストーリーです。

とにかく小説が売れまくってるみたいですが、
読んでみて何となく万人受けするかんじの話ではあるなと思いました。

でも純粋に「感動」っていうよりは読後に色々と深く考えさせられる本でした。
主人公の勤務先の社長の言葉がとても印象的で今も心に残っています。
犯罪被害者の身内に対する差別は当然…。

ある種物語のナビゲータ的な存在、作者のメッセージのようなものですが、
もちろんそれ以上の答えなんて提示されるはずもなく、読者自身が考えることになります。

その社長の台詞がまさしく現実を表しているといえばそうなのかも知れませんが、何となく認めたくない言葉でした。差別の無い世の中っていうのはやっぱり綺麗事なんでしょうかね。

犯罪加害者の家族という一風変わった視点に立って書かれたってのが新鮮でした

--心に残る名台詞--
・兄貴、俺たちはどうして生まれてきたんだろうな
・差別はね、当然なんだよ

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